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2008年12月アーカイブ

teac.jpg立て続けにヤフオクでTEACのジャンクカセットデッキを落札。 TEACのCシリーズはなんとなくプロ機材っぽい外観がなかなかカッコよい。
(上がC-3RX、下がC-3)

C-3は3ヘッドシングルキャプスタン、1979年に99,800円。 クリーム色のフロントパネルとラックマウントハンドルが特徴ですが、その後ブラックバージョンも出ていました。 ドルビーB内蔵ですが、別売りのdbxユニットを接続できるよう背面の端子はIN/OUTが装備されています。 入力レベルは左右独立ですが、内部にギヤがあって連動しています。
キャプスタンベルトは生きていましたが、早送りベルトが伸び伸びだったのでとりあえずバンコードで作成しました。

C-3RXも3ヘッドシングルキャプスタンの基本構成は同じですが、dbx内蔵。 1981年に126,000円。 C-3にdbxがついただけかと思いきや、メカ部はまったく別物で、キャプスタンベルトは共通ではありません。 早送りもベルトではなくローラーです。 カウンターベルトのみ共通部品でした。
キャプスタンベルトが溶けて切れていたのでTEACに聞いてみたら、ベルトはまだ手に入りました。 でも配送は年明けとのこと。 待ってられないのでとりあえず0.5mm厚のゴムシートとサークルカッターで自作したベルトに交換しました。
アイドラーローラーは表面が硬くなってスリップしていたので、ヤスリで表面をひとなで。 後でS-721Hが届いたら塗っておきましょう。
なおキャプスタンベルト交換はメカ全体をはずす必要はありません。 キャプスタンのホイールを抑えているプレートをモーターごとはずせば交換できました。

teac-c3rx.jpgどちらもすべて動作OK。
RXはこのdbxランプが効いてます。
なかなかしっかりしたメカと安心感のある音で、しばらくC-3RXがメインになりそうです。

lx3.jpgナカミチといえばカセットデッキで20万、30万は当たり前のメーカーで、高校生のころは憧れの対象にさえならない高級ブランドだった。 LX-3はその中でも廉価版。 でも「2ヘッドより3ヘッド、シングルキャプスタンよりデュアルキャプスタンのほうがエライ!」と信じていた高校生にとっては同じ値段で2ヘッドのLX-3は別の意味で購買意欲がわかないモデルだった。 
1981年、99,800円。 結局当時買ったのは、3ヘッドで798のLo-Dだった。

これはオリジナルオウナーがしまいこんでいた不動品をジャンクとして購入。 届いたときは再生できず、フロントパネルがかなり汚れてみすぼらしい状態だった。
とりあえずパネル全部はがしてバスマジックリン漬け置き&魔法のスポンジでこすりまくってやっと輝きを取り戻した。

lx3-2.jpgベルト類は切れてさえいなかったけど伸びてフリクションが足りなかったので新品に交換。 メカはキャプスタンアッシが両方とも固着していたので分解掃除。
メカの取り外しは結構簡単で整備性はいいのだけど、メカ自体はなかなか複雑。

すべての動作がスムーズになったのを確認。 音はなかなかクリアでいい感じです。 KA-7002に合いそうなのと外観の落ち着いたデザインにより、リビングで活躍してもらうことになりました。

jingle.jpgクリスマスイブは子供たちと一緒に楽しめそうな映画でも観よう、ということで、つい最近再販されたシュワちゃんのハートフル・コメディー映画「ジングル・オール・ザ・ウェイ」を買っておいた。

監督は「ベートーベン」のブライアン・レバント、製作は「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス。 昔TVで観た印象と重ね合わせると「なるほどなぁ~」という感じ。 さらに子役は「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でアナキン・スカイウォーカーを演じたジェイク・ロイド(らしい)。
でもシュワちゃんの声優がさんがいつもTVで聞くのと違うのではじめはちょっと違和感あり?

案の定子供たちは結構熱心に見入ってました。 最後に息子がターボマン人形を郵便配達の悪役にあげるところはちょっと感動。 でも大人が観て楽しいかは。。。 微妙
(少なくとも「何度観ても楽しい!」ってことはあまりないと思う)

家族で毒のない映画を観るならいい選択かもしれないが、それならもっと他にあるしなぁー

というわけで、
★★☆☆☆

(余談だけど、再販前は結構なプレミアが付いていたのに今なら1,490円で手に入ります)

もうすぐクリスマス、という時期とは思えないぽかぽか陽気の昨日は、朝から長男が通うサッカー少年団のイベント「親子サッカー大会」。
一応コーチで担当している6年生と、息子の3年生との試合に出場。終わるころは結構ヘロヘロ。

昼過ぎから今度は体育館で次女のミニバスケットのイベントで6年生と親子ゲーム。
終了するころには膝ガクガク。

早く帰って風呂入るべ、と思って体育館から帰り支度を整えたところへ知り合いのフットサルチームがやってきて「1ゲームやりましょ~」 (;;)


今日は筋肉痛で相当ヤバいかと覚悟してたら、結構フツー。
まだまだいけるじゃん? と勘違いと知りつつ自分に思い込ませようとする、40代半ばの年の瀬でありました。

sp3005.jpgうちのメインスピーカーは山水のSP-3005というものなのだが、これはかつての山水スピーカーの定番だった格子グリルの中でも最高峰(単に型番の数字の大きさでいえば、である ^^)。親父から引き継いで僕で2オーナー目である。
3年前にセッティングしたときに片方のホーンツィーターが2個とも断線していたので「埼玉音研」さんでコイルを巻きなおしてもらった。

ツィーターユニットが戻ってきたときずぼらこいてその2個を片方のボックスに収めてしまった。 左右のバランスの悪さが常々気になっていたのだが、40kg近いスピーカーを天井近くに設置してしまったのでなかなか入れ替えできずに放置すること数年。
意を決して交換することにした。

結果・・・

「へー、この曲ってこんな音が入ってたんだ~」
(今までどんな環境で聴いてたんだヨ、って感じですな orz)

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教訓:何事もバランスが大切です。

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参照→http://audio-heritage.jp/SANSUI/speaker/sp-3005.html

SLV_R7.jpg「年末だし何か出物がでてないかなー」と立ち寄ったハードオフでSONY SLV-R7をハッケン。
もちろん即捕獲。

これはソニーがVHS-ベータ戦争に負けて初めて発売した「SONY製(S)VHS」第1号なのである。
時は1989年、バブル崩壊なんてまだ誰も予想だにしない絶頂のころである。 よってこのキカイも当時の高級AV機器と同様、物量がしっかり投入されている。 
サイドには鏡面仕上げのウッドパネル、シャシの鉄板はシールドのため銅メッキが施され、中を見ても基盤やらメカがぎっちりと詰まった重量級。 TBCやLANCも装備。 オネダン¥185,000!

そして訪れるバブル崩壊に合わせ、この機種以降は次第に物量質ともに後退していった。 つまりSONY製VHS第1号にして最後の「バブルデッキ」となってしまったという、歴史に残るキカイなのだ。(ホントか?)


さっそく14インチブラウン管に繋いでみるとどこも問題なく動いている。 しかも画質が結構キレイ。
VHSも結構いけるじゃん、と調子に乗ってAquosの52インチで写してみたら、やっぱりそれは懐かしいVHSのクォリティなのでした。(って当たり前なんだけどね)

今更のS-VHSビデオデッキだけど、まだソフトもたんまりあるし今後このような贅沢なデッキが作られることも無いでしょうから、まあ良しとしましょう。

(なんたって定価の100分の1で手に入れたんだしね :-p)

HSK-100.jpgいままでトランジスタやコンデンサを基板から取り外す場合はソルダー・ウィックとかはんだ吸い取り機というポンプを使っていたのだけど、なかなかうまくいかず基板パターンまではがしてしまうことも何度かあった。 そこで思い切ってこれを購入。

正直言って「使いモンになるのか?」とっても心配だったんだけど・・・・
いやぁ、すごいですわ、これ。
「ハイブリッド」商品としてこれほどまともなものはほかに無いと断言してしまいます。
(といっても純粋に「はんだごて」として使うのは無理があります。)

廃棄する電気製品から手当たり次第に意味もなく半導体を抜き取ってしまいたい衝動に駆られます。
3700円也。

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