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2008年12月14日アーカイブ

SLV_R7.jpg「年末だし何か出物がでてないかなー」と立ち寄ったハードオフでSONY SLV-R7をハッケン。
もちろん即捕獲。

これはソニーがVHS-ベータ戦争に負けて初めて発売した「SONY製(S)VHS」第1号なのである。
時は1989年、バブル崩壊なんてまだ誰も予想だにしない絶頂のころである。 よってこのキカイも当時の高級AV機器と同様、物量がしっかり投入されている。 
サイドには鏡面仕上げのウッドパネル、シャシの鉄板はシールドのため銅メッキが施され、中を見ても基盤やらメカがぎっちりと詰まった重量級。 TBCやLANCも装備。 オネダン¥185,000!

そして訪れるバブル崩壊に合わせ、この機種以降は次第に物量質ともに後退していった。 つまりSONY製VHS第1号にして最後の「バブルデッキ」となってしまったという、歴史に残るキカイなのだ。(ホントか?)


さっそく14インチブラウン管に繋いでみるとどこも問題なく動いている。 しかも画質が結構キレイ。
VHSも結構いけるじゃん、と調子に乗ってAquosの52インチで写してみたら、やっぱりそれは懐かしいVHSのクォリティなのでした。(って当たり前なんだけどね)

今更のS-VHSビデオデッキだけど、まだソフトもたんまりあるし今後このような贅沢なデッキが作られることも無いでしょうから、まあ良しとしましょう。

(なんたって定価の100分の1で手に入れたんだしね :-p)

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