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2009年2月アーカイブ

tck333esl-1JPG.jpg2週間前にハードオフで見つけた、早送り・巻き戻しはOKで再生できずというジャンク。カセットデッキをこれ以上増やすのも気がひけたのだが、ずっしりと重いので(重いというだけでいい音がしそうな気がするでしょ)とりあえず購入。
持ち帰って調べてみるとピンチローラーがキャプスタンまで上がっていない。どうやらモードベルトがスリップしているようなので交換します。

tck333esl-3.jpgモードベルトは写真の中央にあるスプリングの右側の直径3cmほどの細い輪ゴムなのですが、これを交換するのは結構面倒くさい。本来であればピンチローラーを外し、アルミダイキャストのシャシを外すというメカ全バラ状態にするんでしょうけど、そこまでするとテープパスの調整もしなければなりません。面倒なのでモーター基盤を浮かせて、隙間から輪ゴムを通す作戦で何とか交換終了。ついでにキャプスタンベルトも新品に交換。

とりあえずフロントパネルとメカコントロール系の配線を接続し、再生も含めてすべての動作に問題がないことを確認した後組み立てます。
ちなみにこのデッキはよくあるデッキのように物理的なスプリングの力でイジェクトするのではなく、CDやDATのようにモーターの力で蓋の開閉をします。つまり電源を入れないとカセットの取り出しもできないってことです。そのかわり、カセットを入れた後に再生ボタンを押すだけで勝手に蓋が閉まってくれます。なかなか凝ってます。

完成~。
早速ヘッドホンで音だしチェックしてみて、そのクリアで力強い音にびっくり。
1990年に定価79,800円だったというから決して高級機ではないんだろうけど、カセットの実力を見直したといっても言い過ぎではないくらい。アコギの音にも透明感があり僕の好みにぴったりという感じです。

このデッキは本来付いているサイドウッドがありませんでしたが、それ以外は傷もなく、非常にきれいな状態でした。動作もきびきびしている割にガチャガチャうるさくないし、場所ができたらメインシステムに組み込みたいと思います。
こうなると上級機の555や777も聴いてみたくなりますが、目下別のプロジェクトが進行中なのでチャンスがあればおいおい、ということで。

pic78.gif我が家のトイレの壁には1枚の写真が無造作に画鋲で貼りつけられている。何の記事かは覚えていないが、雑誌から切り抜いたほんの5cmほどのモノクロ写真だ。その荒涼としながらもどこか人の気配が通う構図とか、紺碧の(あるいは深紅の?)空と白い雲のコントラストに惹かれて、なんとなく捨てることもできずに15年以上も貼り付けられたままになっているのだ。おそらくその数年前にオートバイでアメリカを横断したときの記憶に重なるところがあったんだと思う。

ところが、たまたま見ていたTV番組のなかで、アリゾナ州のセリグマンという小さな町の土産物屋の爺さんがインタビューを受けているシーンの背後の壁に、なんとこの写真のポスターが飾ってあるのを発見してしまった。早速インターネットで検索すると、はたしてこのみやげ物屋はちゃんとウェブサイトを持っていて、このポスターもしっかり紹介されているではないか! 

そんなわけで苦節(というか、放置)十数年、やっと愛しの写真を手にすることができた。いつかちゃんとした額を手に入れたら、ふさわしい壁に飾ろうと思う。


なおその後もトイレの切り抜きは飾られたままである。実は一度外したのだが、どうもあるべきものがなくて淋しい気がするのである。


※このみやげ物屋のサイトはここ。ポスターはここに売っている。TVでインタビューを受けていた爺さんの写真はこのページの一番下にある。
全く関係ないけど、1953年のトースターについてはこちらを参照のこと。

tcd-d8.jpgDATデッキをいじりだしてから、「どうやってこの回転ヘッドやローディング機構をポータブルサイズに収めているんだ??」という疑問がわいたのでさっそくジャンクを入手。
届いたものはアンローディングでふたが開きにくく、何とかテープを入れても認識しないという状態。デッキのように中の状態が把握しにくいのでふたをはずしてみると、ガイドポストがぐらぐらで外れかかっていてスプリングもひっくり返っていた。これをちょちょっと直しただけであっけなく復活してしまいました。
クリーニングテープを軽くかけてDTC-1000ESで録音したテープをかけてみたところ、美しい音を聴かせてくれました。

TCD-D8はSCMS対応で1996年発売、77,000円だそうです。
ちなみに入手したのは取説・キャリングケース・ACアダプター付のジャンクで500円でした。

肝心の機構についての疑問ですが、なんてことはない、見慣れたDVカムとほとんど同じじゃんって感じでした。
まぁ、あたりまえっちゃあたりまえですが、それにしてもこういう「限られたスペースに詰め込む」日本の技術ってすごいなと、改めて畏敬の念を抱かされました。

Super_Bowl_XLIII_Logo.png
今年も毎年恒例の2月第一日曜日の翌日がやってまいりました。
今シーズンはサッカー少年団に没頭していたのでレギュラーシーズンのゲームはほとんど観ていなかったのですが、それでもやっぱりこの日だけはなぜかウキウキしてしまいます。

試合の内容は専門家に任せるとして、今年の印象に残ったのは昨年悲劇が起きたジェニファー・ハドソンの国歌斉唱。これは素晴らしかった。たぶん近日中にCDを買ってしまうことでしょう。
ハーフタイムショウは一服タイムだったのでちょっと見逃してしまいましたが、ブルース・スプリングスティーンがお馴染みのボロボロのテレキャスを振りかざしてましたね。なんか普通のおっさんになっちゃった感がありますが... こちらは『THE"LIVE"1975-1985』という5枚組のLP(!)を持っているので今度聴きなおしてみよう。

ゲームそのものも逆転あり、チャレンジ成功あり、100ヤードのリターンタッチダウンありで最後の5秒まで楽しめました。
そういえば中継画面にも何度か映っていたスティーラーズのトレーナー、磯さんは何と2度目のSB制覇だとか。本当におめでとうございます!

誰か、来年はスーパーボウルパーティーやるかね?(って、そこの君だよ、O君!)
でも日本だと朝から昼までだから、ビール飲んで騒ぐってのもなんだよなぁ・・・

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