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(表示名なし)2008年9月アーカイブ

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エスプレッソマシーンを買いました。 でもエスプレッソを入れるのが目的ではアリマセン。
ギターのネックが何らかの理由で反ってしまったとき、一度ボディから外して角度調節の後に接着しなおすという修理をする場合があります。 ネックを外すときに、蒸気の熱と水分で接着剤をゆるくするのですが、その蒸気を作るために買いました。 

もちろん一番安いものをAmazonで注文したのですが、レビューを見ると結構評判がいい。
しばらくは本来の目的として使ってみるかもしれません。


・・・・・・・・・・・


昨夜届いたので、さっそく本来の目的に使用してみました。

4気圧なので業務用から見れば数分の一しかないのであまり期待はしていませんでしたが、できたものは間違いなく「エスプレッソ」でした。(アタリマエ)
ミルクスチーマーは慣れないと周りをミルクだらけにしちゃいそうですが、買った目的はこれ(水蒸気)がメインなので元気が良いのはたいへんよろしい。 コツを掴めばふんわりしたミルクの泡ができます。


コーヒーは、量は飲むけど通でもなんでもない私からすれば上等な出来具合です。
10倍以上もするものもざらにありますので、4セン円はお安いと思います。

blowout.jpg

不思議な映画だ。
ブライアン・デ・パルマ監督のカメラワークは確かに秀逸。ラスト間近で花火をバックに殺されたサリーを抱きかかえるシーンは美しい!
さらに「ワイヤー」や「腕時計に仕込まれた殺しの道具」や「パラパラ写真に音を重ねてムービーにする」シーンを、ストーリーの中に溶け込ませて視聴者に説明する手法などもなかなか良くできてる。登場人物が少ないのも、ミステリーを面白くする重要な要素だ。

が、しかし。
決定的にヘンなのが、「なぜニュースキャスターにサリーだけで会いに行かせたのか?」2人で行けば良いんじゃないのか? と思ったりもするが、そこから真犯人に繋げようとしたのかな?
まぁそんなことはともかく、おそらく比較的金を掛けていない部類の映画だと思うけど、監督の勝利って感じですかね。
まさか冒頭の「女の子の悲鳴」を最後まで引っ張るとは思いませんでした。

ストーリーもよくできているし技法もなかなかすごいと思うのだけど、映画そのものとして捕らえると・・・ 個人的には今一歩。 トラちゃんも上手いのか下手なのかよくわかりませんが、ナンシー・アレンのオツム弱いわぁ~系演技とのバカップルぶりはなかなか笑える。 ちなみにこの時のナンシーはデ・パルマの奥さんだったそうで。

なんだかんだいっても、B級サスペンスとして観れば・・・ 極上の部類だと思います。
★★★☆☆+