2008年8月アーカイブ
なかなか評判が良いのとアンソニー・ホプキンスが主役ということで買ってみましたが、個人的にはなかなかのヒットでした。
舞台は1960年代のニュージーランドの田舎町。小さなガレージの中で生活している60過ぎのじいさんが、さらに40年も昔のインディアン・スカウトというバイクで世界最速を目指してアメリカに乗り込む、っていうロードムービーだ。
このじいさんと来たらピストンは自分で鋳造しちゃうわトレーラーはそこらの廃品を溶接して作っちゃうわのすごいやつ。そのじいさんが世界最速を夢見て、アメリカ、ユタ州にある聖地「ボンネビル」に単身乗り込むわけだ。
金の工面から道中のトラブルなどはたくさんあるのだが、そのたびに良い人が現れて助けられる。というか、この映画の中には良い人しか出てこない。困ったときは意地を張らずに助けを求めるし、好意は恥ずかしげもなく受け入れる。決して急がないまったりゆったりしたペースがいいんだろうか? ああいうのは若い人にはなかなかできないな。
そして不思議なことにこのじいさん、60過ぎだっていうのに女性にもてるんですね。
20年もしたら、ああいうじいさんになりたいもんです。
とにかくエンドロールまで、あふれる涙を抑えるのに何度苦労したことか。
この映画を観て涙腺が緩まない野郎とは友達になりたくないなぁ... って感じです。
アンソニー・ホプキンスは名演だし青空も綺麗なのですが、ストーリーがストレートすぎてちょっとだけ物足りなさは残ります。でもお勧めです。★★★★☆
※
ちなみにこれは実話で、主役のバート・マンローも実在の人物。
http://www.indianmotorbikes.com/features/munro/munro.htm
初めて読んだのは15才の時だった。
以来、何か決断を迫られたときや環境が大きく変わったときなど、人生のイベントごとに自然とページを開いてしまう、そんな本だ。
その物語が映画になっていたとは知らなかった。しかも35年も前に!
早速輸入して観ました。
セリフ(英語)はつぶやき系なのでちょっと聞き取りづらいですが、字幕を出せば何とかOK。
でもそんなこと関係ないってくらい、映像が素晴らしい。 いったいどうやって撮影したんだろう?
かもめが宙返りしたり、砂漠や雪の上を歩いていたり、本当に打ちのめされたような演技(?)を見せたり。(もしかしたら動物愛護団体から責められるようなこともしているのかも?)
まぁとにかく、ジョナサン好きなら一度は観ておいて損はないと思います。
※注意
リンク先のDVDはリージョンコードが「1」です。 日本の機材で観るには、PCでリージョンコードを変更しないと観れません。また音声/字幕とも日本語訳されていません。
殺気さえ覚える陽射しと蒸暑さの午後、必要に迫られてスーパーカブ90の整備を行う。
今日のメニューはチェーン交換、ドライブスプロケット交換、リヤタイヤ交換。スプロケットはノーマル15Tを16Tに変更してみる。 リヤタイヤはヨコハマSPEED LINE R400というベトナム製(?)。 なんと1800円。 安っ!
交換前のミシュランM45もなんだかんだ言って1万キロ走ったので不満はないのだが、こちらは3000円ちょいだった。 ちなみにその前の純正は1万1千キロで交換したので、ミシュランも結構持ちが良かったわけだ。
すべて順調に進んで1時間半。 その間立ち眩み&軽いブラックアウト数回。
でもチェーン交換のおかげで走りはとってもスムーズで静かになった。まるで新車になったみたいでいとうれし。
地球一周(4万キロ)までやっと折り返し地点を通過ってところだ。