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2009年6月アーカイブ

kt-1010.jpgKENWOODのFMステレオチューナー、KT-1010Ⅱを入手した。メーターランプが切れていたジャンク品である。確認すると4mm径の麦球だった。負荷なしの状態で10Vかかっているので12Vのものを買ってきた。ケーブルと基板接続のツル巻き端子をはずすのが面倒だったので途中で継ぎ足して熱収縮チューブで保護しておいた。
純正より若干暗いようだが、元がちょっと明るすぎなので丁度いい感じだ。LED化も考えたんだけど、やはりこの暖色系の照明のほうがほっとする感じがするのだ。

うちはケーブルテレビのFM再送信を利用しているので写真の80.5MHzがTOKYO FMなのだが、「ジェット・ストリーム」のテーマ曲(チェロとバイオリンによる「ヘイ・ミスターロンリー」)はものすごく透明感があるいい音で、もうドキドキものである。
FMってこんなに良い音だったんだね・・・・

pt-27.jpgさてFMといえば忘れられないのがもちろん「エア・チェック」。
昔はFM FanとかFMレコパルとかの番組表をマーカーで真っ赤にしてエアチェックしたものだ。当時はNHK-FMとFM東京の2局だけだったが最近は局も増えてうちの環境でも8局受信できる。しかしながら最近の番組はみんなDJ化してしまってエアチェック意欲がなかなか湧かない。昔ながらの構成を残しているのはかろうじてNHK-FMだけなのがなんともさびしい。
それでも以前カセットテープだったデッキも今はDATで2時間一気録りできるので、近所のハーッドオフでSONYのPT-27というタイマーを買ってきた。ソニータイマーである(w

通販でDATテープも50本ほどまとめ買いしてしまったことだし、これからマメに番組表をチェックしてエアチェックに励もうと思うのだ。

redsland.jpg
「なんでも幕末の古写真風にしてみます...」なのだそうです。→幕末古写真ジェネレーター

3年前レッズランドでサッカーやった時の写真ですが、どんなもんでしょうかね?

先週調整したばかりだが、たまたまサービスマニュアルが手に入ったのでこの機会にきっちり調整してしまおう。
マニュアルによるとまずはB電源の電圧を調整し、その後オシロスコープで調整するらしい。ところがいきなりB電圧がひどい値。調整範囲はDC23V±0.5Vなのだが、実測値で36V!半固定で調整しても30Vまでしか落ちない。これは間違いなくどこか壊れてる証拠。
さらに数箇所調査した上でツェナーダイオードが犯人とアタリをつけ、念のため電源周りのトランジスタ、整流用ダイオードなどもいっしょに会社帰りに秋葉原で調達してきた。 @秋月、若松、鈴商、丹青、マルツ。帰宅後に早速ツェナを交換したところ、無事23Vに調整できた。

QL-5_1.jpg次にオシロを使用してサーボロックの調整。写真の通りロックオンされました(って、見てもわかんないですかね)。
それにしてもKA-7002のときもそうだったけど、ツェナーダイオードって結構はかないもんですね。というわけで今回も修理にかかった部品代は30円でした。

予備の半導体は一通り入手したし、これであと10年は使えるかな?

QL-5.jpgクォーツロック式ダイレクトドライブのマニュアル機。30年位前に中学生のころ新品で購入したアナログレコードプレーヤーである。価格は覚えていないが、中学生のお小遣いで買えたくらいだからそれほど高い機種ではないはず(それでも買ったときはものすごくうれしかった・・・)。

 →その後の調べで、1977年発売、55,800円でした。

先日買ったLPレコードを聴こうと久しぶりにプ動かしたら回転数が狂っていた。回転がロックできていないようで、45/33回転ともにストロボが微妙に流れてしまう。埃もたまっているしカバーもずいぶん汚れがこびりついているのでこの際綺麗にしてしまおう。

裏返して底板をあけると割とシンプルな基板が現れた。マニュアル機なので余計なモーターや制御回路がないのが幸い。クリスタルを確認すると9.5040という表示。交換を覚悟しつつ、「33」「45」という表示のある2つの可変抵抗をいじってみたらあっけなく調整できてしまった。
念のため2時間ほど回転させたあと再調整し、ストロボが完全に停止していることを確認して調整完了。アクリルカバーをバスマジックリンできれいにし、ボディをきれいに拭き、アームとシェルの接触点をアルコールで磨いてすべて完了。ローズウッド系(ハカランダ?)の木目が美しい!
写真の針は昨年買ったオーディオテクニカの安いものだが、一応手持ちはシュアのV-15 Type4とDENONの定番中の定番、DL-103。

CDが出たときはまったく無音から曲が始まることがすごく画期的なことに感じたものだが、アナログLPを聴くと針をおとしてから曲が始まるまでのノイズがなんとも懐かしい。これから音楽が始まるぞ、という期待感を抱かせてくれるのだ。
とはいってもいつもアナログで聴くのも煩わしいときがあるのも確かなので、これからちょっとづつデジタル(DAT/MP3)化しておこうと思う。

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