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Victor QL-5(その2)

先週調整したばかりだが、たまたまサービスマニュアルが手に入ったのでこの機会にきっちり調整してしまおう。
マニュアルによるとまずはB電源の電圧を調整し、その後オシロスコープで調整するらしい。ところがいきなりB電圧がひどい値。調整範囲はDC23V±0.5Vなのだが、実測値で36V!半固定で調整しても30Vまでしか落ちない。これは間違いなくどこか壊れてる証拠。
さらに数箇所調査した上でツェナーダイオードが犯人とアタリをつけ、念のため電源周りのトランジスタ、整流用ダイオードなどもいっしょに会社帰りに秋葉原で調達してきた。 @秋月、若松、鈴商、丹青、マルツ。帰宅後に早速ツェナを交換したところ、無事23Vに調整できた。

QL-5_1.jpg次にオシロを使用してサーボロックの調整。写真の通りロックオンされました(って、見てもわかんないですかね)。
それにしてもKA-7002のときもそうだったけど、ツェナーダイオードって結構はかないもんですね。というわけで今回も修理にかかった部品代は30円でした。

予備の半導体は一通り入手したし、これであと10年は使えるかな?

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このページは、が2009年6月11日 22:04に書いたブログ記事です。

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