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2009年6月 6日アーカイブ

QL-5.jpgクォーツロック式ダイレクトドライブのマニュアル機。30年位前に中学生のころ新品で購入したアナログレコードプレーヤーである。価格は覚えていないが、中学生のお小遣いで買えたくらいだからそれほど高い機種ではないはず(それでも買ったときはものすごくうれしかった・・・)。

 →その後の調べで、1977年発売、55,800円でした。

先日買ったLPレコードを聴こうと久しぶりにプ動かしたら回転数が狂っていた。回転がロックできていないようで、45/33回転ともにストロボが微妙に流れてしまう。埃もたまっているしカバーもずいぶん汚れがこびりついているのでこの際綺麗にしてしまおう。

裏返して底板をあけると割とシンプルな基板が現れた。マニュアル機なので余計なモーターや制御回路がないのが幸い。クリスタルを確認すると9.5040という表示。交換を覚悟しつつ、「33」「45」という表示のある2つの可変抵抗をいじってみたらあっけなく調整できてしまった。
念のため2時間ほど回転させたあと再調整し、ストロボが完全に停止していることを確認して調整完了。アクリルカバーをバスマジックリンできれいにし、ボディをきれいに拭き、アームとシェルの接触点をアルコールで磨いてすべて完了。ローズウッド系(ハカランダ?)の木目が美しい!
写真の針は昨年買ったオーディオテクニカの安いものだが、一応手持ちはシュアのV-15 Type4とDENONの定番中の定番、DL-103。

CDが出たときはまったく無音から曲が始まることがすごく画期的なことに感じたものだが、アナログLPを聴くと針をおとしてから曲が始まるまでのノイズがなんとも懐かしい。これから音楽が始まるぞ、という期待感を抱かせてくれるのだ。
とはいってもいつもアナログで聴くのも煩わしいときがあるのも確かなので、これからちょっとづつデジタル(DAT/MP3)化しておこうと思う。

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