またもやぽちっとしてしまったDATデッキ、SONY DTC-77ES。1991年頃、16万円の機種だそうです。
外観は傷もなくてきれいだし、中も埃もほとんどなくてきっと良い環境で使われていたんでしょう。4D.D.メカのおかげで余計なギヤがないので、それに伴うよくありがちなグリス固着もなく早送り・巻き戻し・再生の動作は問題ありませんでした。
ところが再生してみるとDAT特有のデジタルノイズが出ます。まぁジャンクですから。オシロスコープでテープパスを調整しました。リファレンステープを持っていないので手持ちのテープ複数本でチェックする簡易的調整しかできませんが、まぁ気休めにはなります。
とりあえずノイズも消えて再生も問題なくなりました。
SONY高級機の証、銅メッキシャシです。アナログとデジタルでトランスが分かれているのもお約束ですね。
音のほうは割とさわやか系な感じ。分厚い感じの音がするDTC-1000ESとはちょっと違いますが、アブソリュートタイムが使えるのはやっぱり便利です。
今後は録音は77ESで、再生は1000ESで、と使い分けようかと思います。