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スポーツ少年団認定員養成講習会(怒

この土日にさいたま市体育協会主催の標記講習会に参加してきた。
正確には「スポーツリーダー養成講習会兼スポーツ少年団認定員養成講習会」というのだそうだ。
「スポーツリーダー」も「認定員」も日本体育協会の資格なのだが、「スポーツリーダー」とは

現在、地域におけるスポーツグループやサークルなどのリーダーとして、スポーツ指導にあたっている方や、これからあたられる方におすすめの資格です。取得後は、競技別指導者資格やフィットネス資格へステップアップすることも可能です。

という「スポーツ指導者」枠の資格なのだそうだ。

一方「認定員」とは、

単位スポーツ少年団活動の中心的指導者として、スポーツ少年団の理念にのっとり、その指導・運営にあたり、単位スポーツ少年団内における育成母集団をはじめ、組織の強化をはかっています。

という「スポーツ少年団」制度の資格らしい。


はっきり言って、違いが良くワカラン!


さらに、私はスポーツリーダーの上位資格である「競技別指導者」の資格を持っているのだが、これがを持っていればあとは申請さえすれば「認定員」の上位資格である「認定育成員」という資格が取れるらしい。

なのになぜ? 丸2日も講義を聞いて下位資格を取らなければならないのだろうか?
なぜこんな講習をわざわざ受けることになったのか?

それは来年度のさいたま市主催の大会においては、認定員の資格がないとコーチとしてベンチに入れなくなるというお達しが来たからである。上位資格を持っていてもだめなのだそうだ。全く持ってばかばかしいお役所仕事なのである。
たとえて言うなら、自動2輪の免許を持っていても、50ccに乗るときは原付の免許を取りなさいというようなものである。

講義の中身が濃ければそれでも納得は行くかもしれないが、下位資格なので内容はすべて以前受けたものとほぼ同じ。
しかもある講師(岩槻の某バレーボール少年団の指導者らしい)は単にテキストを読むだけで、あれなら小学生にだって勤まるぜ、という内容だ(講義後の他の受講者の声もほぼ同様だった)。

これが貴重な週末に団の子供たちより優先して受けなければならない講義なのか?
甚だ疑問である。。


いや、確かに何も資格のない方や指導を始めたばかりの方には良いかもしれない。
スポ少の指導者であれば全員知っていてしかるべき内容である。
でもいびつな資格体系の不整合で、下位資格を取るために2日間も無駄にするのは勘弁してほしい。


良く考えてくれよな、日体協!

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このページは、が2011年8月21日 22:53に書いたブログ記事です。

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