少年サッカーのコーチをやっているのだが、この季節になると特に注意しなければいけないことの一つに「落雷」がある。昨年はサッカーの大会中に落雷で重度障害を負った生徒に対し主催者と学校に3億円余りの支払いを命じるという判例もあり、その時は我々指導者の間でもかなり話題になった。自然災害だからという言い逃れはできないということである。
ではその後に何か対策を行ったかというと、実際には天気予報に注意するとか雷鳴が聞こえてきたら早めに非難するくらいしかできていないのが現状ではないだろうか。ところが雷鳴がはっきり聞こえるのは距離が約10kmに接近し始めてからであり、それに対して雷の射程距離は約14kmなのだそうだ。つまり、雷鳴が聞こえ始めてから避難するのでは遅いのである。(ちなみに14km先に落ちる確率は2%程度らしい)
ゴルフ場などに設置されている雷警報器は費用的にも設置場所的にもなかなか手が出せない。そんなときに見つけたのがこの「ストライクアラート」という商品だった。大きさは手のひらにすっぽり収まるほど小さく、お値段も1万円チョイ。防水じゃないのが唯一気がかりだが、そこは運用でカバーしようということで買ってみた。
昨日届いたばかりなので実際に役に立つかどうかはまだ未知数ではあるが、携帯電話やデジカメのモーターに反応して警報音が出るところをみるとちゃんと反応はしているみたいだ。
毎週末、大事なお子さんをお預かりする身としてはこの程度の出費は仕方ないところ。
というのは半分言い訳で、個人的にちょっと興味が湧いたのと、うちの犬が体はでかいくせに雷が鳴るとパニクって庭をめちゃくちゃにするほど気が弱いので雷鳴が聞こえる前に部屋に入れてあげられるかなという期待が半分、というところである。
しばらく使ってみて、役に立ったらまたレポートしようと思う。
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