Jリーグ第32節 浦和レッズvs.清水エスパルス戦を家族で観にいってきました。
天気は最高ですが、北風が吹くと日陰は寒い! そんな中、ゴール裏のウイアーな方たちは今日も立ちっぱなしで怒涛の応援をしています。本当に頭が下がります。
試合のほうは0-0の引き分けで残念ながら優勝は決定できませんでしたが、2位のガンバがおつきあいで引き分けてくれたので鹿島が2位に浮上。そして来週はその鹿島との一騎打ち。もちろん、勝てば優勝決定。引き分けてもその次の最終戦が最下位の横浜FCなので、ほぼまちがいなく優勝が決まり。でもどうせならアジアチャンピオンの貫禄で鹿島を倒し、気持ちよく決めてもらいたいものです。
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さて、昨日は試合開始2時間ちょっと前に現地に到着して、スタジアム敷地内の芝生で家族みんなでお弁当を食べたりしてのんびり時間をすごしました。 周りには同様の家族やグループ、サッカーをしている親子などがたくさんいます。そしてみんな例外なくレッズのユニフォームやマフラーを身につけています。
こうして集まった人たちの一人ひとりがレッズを応援し、一喜一憂し、心からチームを愛しているのだなぁ、ということを感じる風景でした。
先月浦和駅東口にオープンしたパルコや、それに負けじと西口の伊勢丹・コルソ・各商店街が(初めて?)一致団結して繰り広げているイルミネーションやフラッグが街の雰囲気を盛り上げる。駅の発車ベルはレッズのテーマソングが流れ、ホームゲームは赤く染まり、アウェイをホームに変えてしまう「ういあー」は地の果てまでもチームと行動を共にする。
僕の身の回りでも、子供たちや主婦、おじいちゃんやおばあちゃんまでもレッズに夢中だし、地元のサッカー仲間は先週からそわそわしっぱなしで、いつ優勝しても街に繰り出せるようにスクランブル発進体制で連絡を取り合っている。
地元のチームを応援し、生活の一部として溶け込み、世代を超えて受け継がれていく。
子供の頃「ダイヤモンドサッカー」で見たヨーロッパのような風景が、いまここにある。
そしてチームはアジアチャンピオンを掴んだ。
もうすぐリーグチャンピオンも手にするだろう。
来月は日本代表としてクラブワールドカップで世界の強豪を相手に戦う。
夢や欲を言えばきりはないけれど、少なくとも今僕たちが手に入れているこの現実に対して、自然と涙が出てしまうくらい、僕は限りない幸福感を感じているのです。
レッズに係わるすべての人に、感謝。
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