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オフサイドにならない場面

今日は地元サッカー少年団の冬季大会で副審をやったのだが、オフサイドを理解していない指導者がいたのでびっくらしました。

場面は相手側ゴールキック。
キッカーは、ハーフウェイラインを超えることができるキック力がある。相手のフォワードはもちろんセンターサークルを超えたあたりで速攻を狙っていた。
その時、守備側ベンチから「ディフェンスは上がれ! どうせオフサイドになるんだから!」という指示。それを受けたディフェンスの子どもたちはハーフウェイラインまで上がって相手フォワードは自陣に取り残された形になる。
僕は守備陣サイドの副審だった。


サッカー競技規則 第11条 オフサイド(抜粋)
競技者が次のことからボールを直接受けたときはオフサイドの反則ではない。
●ゴールキック
●スローイン
●コーナーキック


結局その試合ではゴールキックが直接フォワードにボールが渡ることはなかったのだが、もし渡っていたら(僕はもちろん旗を上げないけど)ベンチの監督はオフサイドを主張しただろうか?
間違ったルールの理解に基づいて指導される子供たちを気の毒に思うと同時に、自らもきちんとルールブックを読んで間違いのない知識を持たなければいけないなーと改めて肝に命じた出来事でありました。

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このページは、が2010年1月11日 22:39に書いたブログ記事です。

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