AU-9900(1号)を聴いた感想は、比較的おとなし目の音だなぁってところ。
KA-7002の澄んだ透明感のある高音に比べると、よくいえばマイルド&ウォーム、悪く言えばこもった面白味のない音。 個人的にはトーンコントロールで2kHzをちょっと持ち上げるとちょうどいい感じ。
これはKAに軍配かなぁ・・・ と思いながらアナログLPでコルトレーンのライブをかけてみると、定位が素晴らしいことに気が付く。 メンバーが少ないからわかりやすいってのもあるけど、「こっちにピアノ、こっちがドラム。で、ここにベースとサックスだよね」ってのがわかるんですね。 しかもスピーカーの幅以上に広がって!
さらに調子に乗ってボリュームをでっかくしてみたら、なんか全然違うじゃん!?
今までの比較的小さな音量とは性格がガラッと変貌して、30cm4ウェイ6スピーカーをびゅんびゅんドライブしている! しかも決してやかましくなったり、低音がぼよよんしたりしていない。 「これぞサンスイ」って感じで、汗や唾の飛び散るような熱気あふれるガッツリ骨太のJazzを聴かせてくれます。
ん~、これはやっぱりしっかりした電源とパラレルプッシュプルの効果なのだろうか....
昼飯の後はPCからEDIROL FA-101~ミキサー経由でネットラジオを流しながらついうとうと昼寝。 小音量だととっても心地いい感じのサウンドがGood。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪
という感じでAU-9900、結構、いや、かなり気に入ってしまいました。
2号のほうはすでにオリジナルではないしトランジスタも廃番で入手困難なものが多いので、あちこち手を入れてみようと思います。
どれだけ違う音になるのか、ちょっと楽しみ。
本日はついでに捨てられそうになっていたAIWAのラジカセ修理。
CD再生で雑音がするというので、だめもとでピックアップのレーザーの強度を調整したら結構あっさり治ってしまった。
代わりに買った安物の中国製ラジカセと比べると、雲泥の差。 なかなかいい音出してます。
いい音に包まれた休日。
ささやかなシアワセ ♪