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セーフティ・プレーナー

新作に向けて発注していた道具が本日アメリカから届きました。
先端についている銀色の円盤です。

Safe-T-planer(セーフティ・プレーナー)といいます。
なにをする物かというと、

こんなふうなことができます。つまりカンナがけみたいなものです。
一度に削れるのはせいぜい3mm程度ですが、いろいろな場面で活躍してくれると思います。

本当はドラムサンダーが欲しいのですが、場所的にも費用的にも躊躇しています。
ドラムサンダーはギター製作にはあったらものすごく便利なのですが、日本ではなかなか手に入りづらいし、バンドソー同様あまり一般的ではないですね。

バンドソーといえば、これもアメリカから「Wood Slicer(ウッド・スライサー)」という文字通り挽き割り専用のソーブレードを取り寄せちゅうです。 既に仕入れてあるパドゥークの厚板を挽き割って、裏・横板を何セットか作る予定です。
パドゥークはマリンバにも使われている木材で、切った直後は真っ赤な色をしている美しい木です。
噂によるとインディアン・ローズウッドよりブラジリアン・ローズウッドに近いとか。
この材を使うのは何年後かわかりませんが、今からちょっと楽しみです。

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コメント(7)

こんにちは。書き込みさせてください。

セーフティ・プレーナー、日本では使われる方が少ないようですが、私も購入を考えています。

商品の説明に「4000~6000回転で使うように云々」とあるのですが、やはりそういうスピードで使われているのですか?

そのくらいのスピードの出せるドリルプレスって、日本ではなかなか無いと思うのですが...

やっさまさま、はじめまして。

うちではレクソンのRDM-50という小型ボール盤で使っています。回転数は3000rpmも出ませんがそれなりに使えています。
小型なのであまり無理してたくさん削ってないからかもしれません。
木の種類や切削量にもよるのでしょうね。

ご参考になれば。

早速お答えいただいてありがとうございます。
「はじめまして」を忘れておりました。すみません。

やはり実際に使用されている方の意見は大変参考になります。重ねて御礼申し上げます。

RDM-50、検索して見てみました。
チャックは13mmまでいけて、五段変速で、60Hzなら3120回転ですか!
しかも一万円もしないなんて。

私もこれを買ってみようかと思っています。

私もギターを作ったりしているのですが、コレを使うとしたらヘッド裏などですよね?
RDM-50はフトコロが100mmのようですが不自由は無いですか?

やっさまさま

RDM-50は当初はスプールクランプを作るときに、たまたま最寄のホームセンターで6千円以下で展示品処分していたので衝動買いしたものです。
私の場合ギター製作に限って言えば、ヘッドに穴を開けるときとブリッジに穴を開けるときくらいしか使いませんので、フトコロの少なさを感じることは今のところありません。
うちの環境だと、使用の都度出し入れができるこの程度の大きさが限度です。
チャックの横ぶれがごくわずかにありますが、木工には充分なレベルではないでしょうか。予算と環境があればもっと大型で精度のいいものが良いのでしょうけど・・・

セーフティ・プレーナーのほうはまだ本格的には使用していないのですが、私は
○ネックブランクの平面(平行面)出し
○各種薄板の厚み調整(粗調整)
に使おうかと思っています。
私はヘッドをへの字に接いだ後はヘッド上面を削るやり方なので、ご指摘のヘッド裏に使うことは考えていませんでした。
いつかスティール弦を作る機会があればそういう使い方もするかもしれません。

この道具の弱点は正確な厚みだしをしにくいところです。
チャックは上一杯の位置で固定ですから、調整するとしたらテーブルかプレーナー本体のチャックくわえ量しかありません。つまり微調整がとてもやりにくいのです。

私は、たとえば20mmの厚さにしたいときは、プレーナーの歯~テーブルを25mm程度にして固定し、20mmの木材片をテーブルに載せ、チャックを緩めてプレーナーを木片に接触するまで下げて固定する、という方法をとっています。

なんだかんだいっても、チョー便利な道具には違いありません。

微調整が出来ないんですか.....

向って左側に付いているストッパー(こういう名称かどうかわかりませんが)のナットを調整して、テーブルとプレーナの刃が厚さ20mmより下がらないようにしておいて、穴あけの時のようにハンドルで下げながらカットする、っていうのは出来ないんでしょうか?

抵抗が強すぎて片手操作では材料がすっとんでしまうとか・・・

下げながら削るということは構造的にたぶんできません。
というのは、このスライサーは円盤の下に全面に刃がついているわけでは無いからです。
円盤の下側の円周に3ヶ所刃がついているのですが、この刃の向きは下ではなくあくまでも外側なんですね。
なので、横方向から入ってくるものは削れますが、ハンドルを回したときのようにスライサーの下から来るものは削ることはできない構造なのです。

ハンドルを片手で固定しておいて、片手で対象物を送るというのはやったことありませんが、お察しの通りこれも「精度」「安全性」の面で無理があると思いますよ。

なるほど~、勉強になります。

自分でやる時がきたら、
テーブルの下に「ジャッキ」みたいな物を入れて微調整してみようと思います。

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このページは、が2007年10月12日 23:26に書いたブログ記事です。

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