« 真空管の音 その2 | メイン | 「写真をお撮りなさい」 »

テレキャスターにぞっこん、の巻き。

ちょっとした気の迷いでスライドギターに挑戦したくなったのをきっかけに、2週間前にテレキャスターを買った。 
アコースティックギターなら足掛け30年弾いてきた。ギターを1から作ったこともある。正直なところ、「エレキギターなんて、所詮板切れに弦を張った程度でしょ」、くらいにしか考えていなかった。
ごめんなさい。私が間違っていました。

ボディはもちろん、ネックからもびんびんに振動が体に伝わってくる。体中のホネが振動するかのようだ(ちと大袈裟)。毎日仕事から帰って、コイツを弾くのが楽しい!
アンプにつながなくても充分楽しいのだ。
まいった。

とはいえ、これはそんなに高いものじゃない。FenderJapanの中では一番高いらしいが、USAに比べれば半分以下の値段。でもいろいろ弾いてみるとどれよりもこれが一番体を震わせて「買ってくれ~」と訴えていたのよね。
アコギ屋なので試奏は一切アンプつながなかった。ピックアップはいくらでも代えられるから、とにかく木のいいものを選びたかった。(つーか、アンプつないでも恥ずかしい音しか弾けないというのが本音だが。)

こだわったのはアッシュ材とメイプルネックだけ。これは見事なスラブカットでど真ん中あわせの2ピースのアッシュをボディに、ネックは結構トラの浮いたメイプル指板の52年レプリカ。エレキギターの元祖のコピーモデルというわけ。色はバタースコッチブロンドっての? よくわからんけどなんとも良い色だぁー。

そんなわけでここのところ毎晩、椅子にふんぞり返ってコイツを抱き上げ、ダイナマイトなバディに伝わるグレートなバイブレーションにハートの底から酔いしれているってわけなのだ。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.siis.jp/MT41/mt-tb.cgi/13

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年7月 7日 21:11に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「真空管の音 その2」です。

次の投稿は「「写真をお撮りなさい」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type 4.1